昨年末に誠報社のイメージシフトとビクセンフリップミラーを購入。以前、協栄社で３５００円で購入した中古のタカハシＭプレート(と思いますが)を組合せて、ガイド系の改造に着手しました。

・ビクセンＡｔｌｕｘ用ＧＰプレートにタカハシＭプレートを固定。
・タカハシＭプレートにＶＣ２００Ｌ用（？）強化バンドを固定。
・タカハシＭプレートから斜めに出ている小さなプレートにガイド鏡を固定。
・ガイド鏡(シャトルスコープ100)にイメージシフト＋ビクセンフリップミラーを固定。

改造後

タカハシＭプレート

接眼部とカメラの取り付け(フリップミラーを付けると1cm程しか余裕が無い)と
ガイド鏡の接眼部(イメージシフトとフリップミラーを付けると0.5cm程しか余裕が無い)。

タカハシＭプレートの取り付け状態。

全体に軽量化となり、バランスウェイトもこの位置でＯＫ（改造前：ガイドマウント使用時は一番下まで使っていた）

ＦＳ−１２８も同様に取り付けられます。

・早速撮ってみました。月が明るい中、ＬＰＳ−Ｐ１＋ＥＯＳ　Ｋｉｓｓでばらを１時間３０分撮ってみましたが、なんとか点像に写っていた。フィルムスキャナーが草加なので、後日ＨＰに掲載します。
・イメージシフトでのガイド星の導入を危惧していましたが、フリップミラーで覗きながら手でイメージシフトを動かして、特に違和感無く導入出来ました。
・モニタの中央には導入出来ませんが、近辺まで導入後、スカイセンサで交点まで移動させても、導入対象のズレは僅か。
・イメージシフトの微動も検討していましたが、当分これでいけそうです。
・誠報社のイメージシフトは３点ネジ止めになっていますが、イメージシフトの操作は、このうち２点を緩め、１点は多少緩めてそこを支点としてシフト（購入時の誠報社の説明）すると、導入し易い。
・ガイド鏡に付けている７X５０のファインダは不要となった（主鏡のファインダと共用できる）。
・主鏡とガイド鏡の光軸は僅かにずれています（７X５０のファインダで覗いて月半分位）が、イメージシフトの範囲内には入っています。

改造費用は誠報社の１０％引きや中古の流用でも約２万円弱（イメージシフト、フリップミラー、プレート）と正月早々痛いな〜。

ガイド鏡筒バンドの間隔が短いのが気になります。しばらく様子を見て必要なら何らかの対策をして見ます。