前回のToUcamPro+GuideDocを使ったガイドは、ToUcamProの感度不足(NepTune100に比べ)でガイド星探しがネックでした。 なんとかNepTune100をGuideDocで使用できないか検討していた所、画像掲示板でio59さんに I-O DATA GV-MVP/SZで動作実績が あると教えて頂き、早速試してみました。
結果は、Neptune100もビクセンのC004-3Mもともにガイドする事が出来ました。が、どうもガイドが安定しない。
ガイド鏡はＡＧＡ−１で使っていたシャトルスコープ１００。
　　・C004-3Mはカメラのセッティングの問題もあると思いますが、Neptune100のような感度コントロールが出来ない。
　　　かなり暗い星まで（多分、Neptune100より高感度）ガイド出来るが、リアルタイムの動画では無い（蓄光式）ので、
　　　南北にガイド星がふらつき出すと、南に行ったり北に行ったりの繰り返し状態になる事が多い。
　　　　　　(動画のレスポンスがガイドの修正に追いつかない?)

　　・Neptune100はAGA-1と同様に安定したガイドを期待したのですが、結果はちょっと？
　　　感度はＡＧＡ−１使用時とほぼ同じでした。
　　　南北にガイド星がふらつくのは、C004-3Mと同じ。C004-3Mに比べ2.4倍Cアダプタを付けているので、
　　　ガイド鏡の焦点距離は１６００ｍｍ。やはりＡＧＡ−１よりガイド精度が高いからか？
　　　ガイドスピードもＡＧＡ−１と同じ０．５。低速時の導入スピードも０．５に設定しました。

　　　チップサイズも影響しているとは思いますが、GuideDocでの設定変更を行うのを忘れました（焦点距離のみ変更した）。
　　　　　　PHILIPS ToUcamPROが３０万画素（Pixel Sizeの値は、5.6）、
　　　　　　Watec　NEPTUNE100が1/2インチ ３８万画素（Pixel Sizeの値は、8.4X9.8）、
　　　　　　ビクセンC004-3Mが1/3インチ ４１万画素（Pixel Sizeは？）

今回の結果だけでは何とも言えないが、安定性がまだまだ。GuideDocの設定やスカイセンサ2000PCの設定など、 まだ設定の追い込みが足りないと思います。ただ、スカイセンサ2000PCとGuideDocの相性というか、 スカイセンサ2000PCの問題(ガイド端子を使わないガイド)なのか、ガイド鏡の焦点距離の問題なのか、ガイドが落ち着かない。
MiniBorg60とToUcamProで行ったガイドテストの時のほうが安定していました。
AGA-1でガイド星を中央に導入するのも慣れているので、敢えてGuideDocに変える必要は無いんですが、
　　　　・なんとかローコストで対象の導入〜ガイド設定〜撮影をリモートコントロールしたい。
　　　　　　ピントのリモート化（電動フォーカス）の目処が立ってきた（後日紹介予定）ので、ガイド系と撮影系が
　　　　　　リモート化出来れば、この冬、ぬくぬく撮影が出来る。

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